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2020年、プログラミングの授業が小学校で必修化されます。ますます情報社会になっていく世界の中で、子どもたちにITスキルをつけてもらい、理数に特化した教育でいち早く次世代の人材を育てていく学童が、スイッチスクールです。しかしスイッチスクールの特徴は理数ITだけではありません。子どもたちの興味や「好き」を引き出し、生涯に渡って夢中になれることを見つけてもらえる独自のプログラムで、子どもたちの人生を一緒に考えます。代表の中村様に子どもたちに関する熱い思いを聞いてきました!(取材先:西荻窪校)

▼スイッチスクール代表の中村様。

中村様

本日はよろしくお願いいたします!

 

Q1.スイッチスクールの概要を簡単にご紹介いただけますか?

 

中村様:
スイッチスクールは、株式会社ヴィリングの中のアフタースクール事業としてスタートしました。株式会社ヴィリングは2012年10月に設立した会社で、教育に関する事業を主としています。ただ、私自身その「教育」をどこからやるか決めてはいませんでした。そこで色々と模索した結果、探究型の学びという切り口で、まずは探究型学習スクールBOKENというスクールを始めました。それが2013年のことです。しかしBOKENだけですと事業として成立するのが難しいということで、2014年の4月に民間学童のスイッチスクールをスタートさせました。他にも、STEMONという理数ITをメインにした教育スクールも運営しています。
ちなみにスイッチスクールの第一校は武蔵境校で、現在は千歳烏山、荻窪、西荻窪と東京に4校開設しています。

 

Q2.スイッチスクールの教育理念はなんですか?

 

「イキイキと生き続ける人を育む」。教育の中で掲げる将来の人材像として、どういう人を育てたいか考えた時、生涯に渡って「イキイキと生き続ける人を育む」ことが、私たちの教育の理想的な人材像だということに行き着きました。
スティーブ・ジョブズみたいに世界中のプロダクトを開発する人でもいいし、街のケーキ屋さんでもいいし、学校の先生でもいい。自分が好きなことを見つけて、イキイキとしながら仕事をする。子どもたちには、そういう大人になってもらいたいと考えています。

 

Q3. スイッチスクールの特徴について、詳しく教えていただけますか?

 

中村様:
スイッチスクールは、理数ITに一番力を入れています。株式会社ヴィリングは、先ほども言ったようにスイッチスクールの他にSTEMONという理数IT特化型教室も運営していて、独自にカリキュラムを持っています。STEMONはスイッチスクールとは全く別の事業ですが、そのSTEMON独自の理数ITカリキュラムや教材をスイッチスクールに導入して、月に2、3度理数系プログラムをスイッチスクールでも実施することはあります。
理数系プログラムの中では、ブロック教材を使って物理、プログラミング、それとロボット教育の3つを学んでいきます。プログラミング教育は2020年に公立の小学校で必修化になるということで近年メディアでも注目されていますが、その必修化にスムーズに対応できるような独自のプログラムも開発しています。ちなみに、弊社が開発したプログラムを導入していただいている公立の小学校もあります。また、今年は大阪市のプログラミング教育推進協力事業者として株式会社ヴィリングを選んでいただきました。
 

スイッチスクールではスイッチアカデミーという総合学習プログラムがありますね。スイッチアカデミーとはどんなプログラムですか?

 

中村様:
スイッチアカデミーは、情報・グローバル社会で役立つ力を育むための総合学習プログラムです。スイッチアカデミーでは、8つの学習領域を体験できます。

▼スイッチアカデミー 8つの学習領域(画像提供元:スイッチアカデミー)

8つの領域

中村様:
学童に来る子は7歳から9歳ぐらいの子どもたちが多いと思うのですが、その年代の子どもたちって、色々なことに興味があるはずです。そのため、色々なことにふれてさまざまな経験をしてもらいたいと私たちは考えています。その中で、自分が好きなこととか得意なこととか夢中になれることを見つけてくれたらいいな、と。スイッチアカデミーはそのためにあるプログラムです。
スイッチアカデミーの中で、自分の興味のあるものや好きなものを見つけたら、それをより深く学ぶために個別に習い事に行く子もいます。スイッチスクールでは他の習い事教室と提携しているので、スイミングだったら近くのスイミングスクールさんに行ってもらいます。習い事はもちろんお預かりの時間の中で行きますので、保護者の方が送迎をする必要はありません。

アカデミー

中村様:
こちらの画像にもあるように、6月のスイッチアカデミーのスケジュールとしては、Scienceプログラムとして「梅雨ってな~に?」を開催したり、Artプログラムでは「色彩心理学を生かしてお店の看板作ろう!」をやったり、Edible Education(食育)プログラムで「旬な食材を学んで食べよう!(全て無料)」という企画を行います。
スイッチアカデミーがきっかけで華道や茶道を始めた子もいますし、プログラミングが好きになって本格的にやり始める子もいます。好きなことに夢中になっていく。どんどん自分の好きなことを深く探究していく。スイッチアカデミーは、そういった経験を子どもたちにしてもらうことが可能なプログラムです。

 

Q4.なぜ、IT教育に着目したのでしょうか?

 

中村様:
これは先ほどの「イキイキと生き続ける人を育む」、という教育理念に繋がってきます。これからの社会で、どういう素養や力を持った人が、イキイキと生き続けるのか?そう考えた時、学校や塾で習った知識を、どう活かして創造するか、表現するか?このことがすごく大事になってくると思いました。
知識は学校や塾で学べますが、それを活かして創造したり表現するトレーニングをする機会に、日本の子どもたちは恵まれていないのではないか、と。そこで私たちは、創造し、表現する機会を子どもたちに増やすことを実現したいと思いました。
そのための手段として、理数の知識を得ること。そして、テクノロジーを活用することが、非常に大切だと考えました。テクノロジーって学校の授業でも受験でも取り入れられていないので、学ぶ機会があまりないのです。でも、社会に出たらテクノロジーを活用することって、とても大事になってくることですよね。そこで私たちは、テクノロジーに関して学ぶ機会がないスキマを埋めてあげられるような教育ができないかと考えました。特にこれからの時代は、テクノロジーは必須です。八百屋さんになっても、農家になっても、魚屋さんになっても、テクノロジーを活用する機会はありますから。
 

Q5.スイッチスクールに通い始めてからのお子様の様子について、保護者の方からどんな感想をいただいていますか?

 

中村様:
スイッチスクールは、カリキュラムやプログラムをガチガチに固めて提供しているというよりは、子どもたち自身が自分たちで何をするのか決めたり、リラックスしてのんびり過ごす時間を大切にしています。子どもたちは主体性を育めますし、自分の時間を、自分でどうやって過ごすか決める力がつきます。また、スイッチアカデミーで学校の国語や算数などの教科という括りとはまた違う領域のことを学べますので、色々なことを経験させてもらえて嬉しいというご感想も保護者の方からいただいています。
教室

中村様:
子どもたちが好きなことやハマることを見つけて、努力しながら成長してくれることは、とても嬉しいなと思います。何が好きなのか、得意なのか、何だったら多少の苦労もいとわずに頑張れるのか。そういうものを見つけて欲しいと思うのですが、あまりにも早い段階から決め打ちし過ぎてしまうのもよくないな、と思っています。また、全部を広く浅く関わればいいかといえば、それも少し違う。
というのも、親が子どもに色々なことを経験させるって、難しいことだと思うのです。アート、音楽、理数や歴史のこと・・・色々な分野に関することを子どもたちに経験させたいと思ったとして、それを親ができるかといえば、なかなか難しいですよね。学校では授業の内容は決まっていますし、じゃあ学校以外の時間で補てんできるかというと、そんなに簡単にはできません。単発のワークショップに行くなどはできるかもしれませんが、色々な分野のことに日常的にふれあって、体験させてあげられる機会って、そんなに多くない。
でもスイッチアカデミーには毎月8つの学習領域のワークショップが必ずありますので、その機会を作ってあげることができます。日常的に、子どもたちが自分の「好き」と出会える機会があります。自分の得意なことも分かりますし、その得意分野で評価されることも経験できます。学校の勉強ができる、スポーツができるという価値や評価以外にも、世の中には価値基準というものはたくさんあって、決まった価値基準で自分が評価されることはない。スイッチスクールでは、そのことを子どもたちには知ってもらえるのです。

 

Q6.指導員にはどのような方がいますか?

 

中村様:
ほとんどの指導員が教員免許を持っています。教育心理学を勉強していた者や、もともと学童でバイトしていた者もいるので、子どもの心理や子どもと接することに関しては充分な知識を持っています。弊社では指導員を対象にした内部研修も行っているので、指導員にはそこでプログラミングなどの勉強もしてもらっています。
指導員と保護者の方の関係性については、信頼関係が築けていると思います。2、3ヶ月に一回、指導員に関するアンケートを取るのですが、9割以上の保護者の方から満足しているというご感想をいただいています。「子どもたちのことをよく見てくれている」とか、「親だからこそできないことをスタッフが気付いてサポートしてくれている」とか。スイッチスクールには宿題の時間がありますが、その時間で学習サポートもしていますので、その点も保護者の方には評価していただいています。
 

Q7. 今後どのようなスクールにしていきたいですか?

 

中村様:
子どもたちが日本で一番夢中になれるアフタースクールを目指していきます。レゴでも将棋でもサッカーでもいいのですが、自分が夢中になれるものを見つけて、それをとことん探求していって欲しいです。夢中になれる時間を、少しでも長くしていくことが私たちの目標です。
中村様

中村様:
大人になると、自分の心が何に喜ぶのかとか、周りの目を気にしないで私はこれをやっている時がとにかく幸せなんだ、ということに気づきにくくなってくると思うのです。自分の心が何に喜び、幸せを感じるのか、気づきにくくなってくる。今までは、それでもなんとか生きていける時代だったと思うのですが、現代は幸せの価値観が多様化しています。会社で出世できた、認められた、でも自分が本当に自分がやりたかったことってなんだったんだっけ?そうなりやすい社会、時代になっていると思うのです。
どういう仕事をしていても、自分の心が満たされるものを持っている人は幸せになりやすいと思うのですが、そういった自分の心を満たされるものを、少しでも子どものうちから持ってもらいたい。知って欲しい。私はそう思っています。だからこそスイッチスクールは、子どもたちが日本で一番夢中になれるアフタースクールを目指すという目標を掲げています。

ルール

中村様:
それから、株式会社ヴィリングにはスイッチアカデミー、STEMのプログラミング、そしてロボットのカリキュラムと、4つの学童を開設したノウハウがあります。それを活用して、民間学童を開設したい企業などに、フランチャイズや開設支援を行っているのですが、今後はこの支援活動に力を入れていくつもりです。我々のコンセプトに共感してくださる方がいらっしゃいましたら、集客や、プログラムのカリキュラムやノウハウを全てお渡しして、学童開設のお手伝いをさせていただきます。
 

Q8.最後に一言、メッセージをお願いします!

 

中村様:
今、民間学童は増えてきています。民間学童が世の中に登場し始めた初期の頃は、長時間預かってくれることが民間学童としての役割でした。しかし最近では、英語や音楽や運動に力を入れていたり、スイッチスクールのように理数ITに力を入れていたりと、それぞれのスクールの特徴が出てきています。
保護者の方は、コンセプトやプログラムの特徴などを見て、民間学童を選びやすい環境になっていると思います。スイッチスクールは、理数ITをお子さまに学んでいただきたい方や、スイッチアカデミーを通して色々な分野に関することを子どもに経験させたいというお考えをお持ちの保護者の方にぴったりです。スイッチスクールの理念に共感してくださる保護者の方はぜひ、スイッチスクールにお越しください。

中村sまあ

本日はお忙しい中ありがとうございました!

 

【編集部より】
大人になると、自分の心が本当に喜ぶものや、幸せを感じるものに気づきにくくなってくる。だからこそ、子どもたちには、何をしていても自分の心が満たされるものを人生の中で見つけてもらいたい・・・。
中村様のこのお言葉には、ハッとされた読者の方も多いのではないでしょうか。自分の子どもが将来大人になって、仕事を始めたり、人生のターニングポイントに立った時、もし辛い思いや悲しい思いをしても、自分の「好き」と夢中が一つでもあれば、気力や活力として明日を生きる力になるのだと思います。子どもの頃に自分の「好き」や夢中になれるものを見つけるということは、そういったことにつながってくるのでしょう。
また、ITの技術の革新と普及が加速していく世の中で、理数に強いこと、テクノロジーに強い素養やスキルを持つことは、次世代を生きていく現代の子どもにとって武器になります。情報社会で活躍できる人に育ってもらいたい。色々な分野にふれてもらって自分の人生の活力になるようなものを子どもに見つけてもらいたい方は、一度スイッチスクールに見学に行かれてみては?

 

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